視力回復のレーザー手術を行った際の合併症や後遺症で「過矯正」について説明してみたいと思います。
視力を回復させようとレーザー手術をするケースは多々あると思いますが、「過矯正」と呼ばれる矯正のし過ぎについても考えなければならないと言う事です。
過矯正と言うのは予定以上の効果が出てしまった結果、近視の人は遠視に、遠視の人は近視になってしまうと言うことを指しています。
近視が遠視になってしまう過矯正の場合、何が後遺症として出て来るかと言うと、例えば眼鏡を初めてかけたときの事を思い出してみて下さい。何か目が眼鏡に慣れなくてクラクラするような感じがしたのを覚えていますか?あの感じがずっと続くと言う後遺症が出るのです。
では、何故この様に後遺症が出てしまうケースになってしまうのかと言うと、レーザー手術ではエキシマレーザーと言うレーザーを使用して手術をします。それを使って角膜を削るのですが、水分量や角膜の形状を、エネルギーなどの微妙な変化により稀に誤差が出る事があるようで、これが過矯正になってしまう原因となるのです。
でも過矯正になったからと言って慌てないようにする事が大切で、まず暫らくは様子を見てみる様にしてみましょう。時間が経つとその視力に慣れてしまう事も考えられるので、それ次第で再度眼科による処置をしてもらうなどアフターフォローをしてもらいましょう。
また経過が思わしくなければ再手術と言う事にもなりますので、信頼できる病院を選んでおく必要があります。
レーザー手術を受けた後は「ドライアイ」になりやすいと思います。殆どの人がなってしまうと言っても過言ではないと思います。どの程度「ドライアイ」になってしまうのかは個人差がありますので何とも言えないのですが、手術で角膜知覚神経と言う神経を切っているのでその神経が繋がるまではドライアイになるのは仕方がない事だと認識しておきましょう。
だからと言ってドライアイを放っておけと言う訳ではありません。対処方法としては人工涙液の目薬を処方してもらって点すようにしましょう。
この「ドライアイ」ですが誰もがなってしまうからと言って、ずっとなっている訳ではありません。先ほども記述した様に神経が繋がるまでの一時的な物ですのであまり心配はしない様にしましょう。
大体手術してから1~3か月位が目安だと思いますが個人差がありますので、長い人だったら半年位は続く可能性があります。
そのドライアイがあまりにも酷いと感じる様であれば直ぐに医者に行き診てもらう様にしましょう。また今まで使用していたコンタクトレンズが原因となってドライアイになってしまっていた人の場合には、レーシックをする事によってドライアイが治ってしまう可能性もあります。
また、夜間視力が低下すると言う後遺症の事を「ハロ」と「グレア」と言う様に呼んでいます。
「ハロ」と言うのは例えば夜間に明かり(主に蛍光灯)を見るとその光が何となく膨張しているような感じがしたり、すごく眩しくて直視出来なかったりする様な感じの事を言い、「グレア」と言うのはその光の周りに何となく輪っかが架かっているような感じでボヤーっとして見える様な症状の事を言います。
こう言う様な現象を引き起こしてしまう原因については様々な説がある様なのですが、レーシック手術を受けた事によって起こる光の収差が増えた事、光の乱反射が慣れなくて上手く調節できない事が原因ではないかと言うのが最も有力視された説になっているようです。
これを防げるかどうかは別としてレーシック手術を行う前に適応検査において夜間の瞳孔径が大きいか小さいかを判断してもらい後遺症が出る可能性があるかどうかと言うのは事前に分かる様なので聞いておく様にしましょう。
どちらの現象や症状が起こったとしても、一時的な物で時間が経つと自然に治っていく場合の方が多いのであまり気にしない様にしましょう。また注意しなければならないのは夜間に運転などをする場合ですので、こう言った場合にはどうなるのかきちんと調べておく必要があると思います。